ご挨拶

池原哲男入善ライオンズクラブ 会長 池原哲男

スローガン 「グローバルに考え、ローカルな奉仕活動を!」

この度、2022年7月から、結成以来、地域に貢献する数々の奉仕活動を展開してこられた伝統ある入善ライオンズクラブの会長をさせていただくことになりました池原哲男です。

この2年間、猛威を振るったコロナウイルスも、重症化する感染者が少なくなり、ようやく日常が戻ってきそうな雰囲気になってきました。しかし、いつ爆発的な感染の広がりが起こるか分からない不安は残っています。また、ロシアのウクライナへの軍事侵攻は、21世紀になっても、まだ、こんなことが起こるのかという驚きを世界中に広げ、国際社会への信頼が揺らいでいます。
スローガンに掲げた「グローバルに考え、ローカルな奉仕活動を!」は、今からおよそ30年前、地球環境の大きな変化に危機感が高まった時、清掃ボランティアや環境保全ボランティアが盛んになり、その時の考え方として、地球のことを考えながらも、まずは、自分たちの足下から地球環境を守るために活動することをさして言われていたことです。今、地球環境の汚染や破壊は、あの当時とは比べものにならないくらい進んでしまいました。それにもかかわらず、世界では、発展の不均衡がもたらす様々な形での分断と不信が広がっています。
かといって、このような状況に私たちが直接働きかけることはできません。こんな時、孔子はあれこれ考えるよりも「学ぶにしかざるなり。」といって、先輩たちの優れた実践に学ぶことの大切さを説いています。そして、道元禅師は「脚下照顧」と説きます。今年は、まずは、先輩たちが取り組んでこられた青少年育成活動を中心として、自分たちの住むこの入善町のための奉仕活動を充実させるとともに、クラブ会員みなさんが楽しく満足できる活動をめざし、盛山直樹幹事、米田由利子会計と力を合わせて頑張りたいと思います。

クラブメンバーの皆様や私たちの活動にご理解をいただいている皆様、一年間、何かとお世話になることが多いと思いますが、ご指導、ご鞭撻、ご協力をよろしくお願い申しあげます。